通常、/etc/sysconfig/には、以下のようなディレクトリがあります。
apm-scripts/ — このディレクトリには、 Red Hat APM サスペンド/復帰スクリプトが含まれています。このファイルは 直接編集しないで下さい。 カスタマイズが必要な場合は、/etc/sysconfig/apm-scripts/apmcontinueと言うファイルを作成すると、 スクリプトの最後にコールされます。 また、/etc/sysconfig/apmdを編集することでもこのスクリプトを制御できます。
cbq/ — このディレクトリには、ネットワーク インターフェイスのバンド幅管理の為のクラスベースのキュー(Class Based Queuing)を 実践する為に必要な設定ファイルが含まれています。
networking/ — このディレクトリはネットワーク管理ツール (redhat-config-network)によって使用されており、その内容は手動で 編集するものではありません。ネットワーク管理ツールを使用した ネットワークインターフェイスの設定に関する情報は、Red Hat Enterprise Linux システム管理ガイドに あるネットワーク設定の章をお読み下さい。
network-scripts/ — このディレクトリには 次のネットワーク関連の設定ファイルが含まれています:
eth0イーサネットインターフェイス用の ifcfg-eth0などのようなそれぞれの設定された ネットワークインターフェイスの為のネットワーク設定ファイル。
ifup と ifdownのような ネットワークインターフェイスを起動(up)したり停止(down)したりするのに 使用されるスクリプト。
ifup-isdnやifdown-isdnのように ISDNインターフェイスを起動したり停止したりする為に使用するスクリプト。
直接編集すべきではない各種共有のネットワーク機能スクリプト。
network-scriptsディレクトリに関する詳細は、 第8章を参照してください。
rhn/ — このディレクトリには、 Red Hat Networkの設定ファイルとGPGキーが含まれています。このディレクトリ内の ファイルは手動で編集すべきではありません。Red Hat Networkに関する 詳細は、以下のURLでRed Hat Networkのwebサイトを御覧下さい。 URL: https://rhn.redhat.com.