Red Hat Enterprise Linux 3: IBM®eServer™iSeries™及びIBM®eServer™pSeries™ アーキテクチャ用 インストールガイド | ||
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CD-ROMからRed Hat Enterprise Linuxをインストールするには、CD-ROMオプションを 選択してOKを選びます。 指示されたら、Red Hat Enterprise LinuxCDをCD-ROMドライブに挿入します(CDから起動しなかった場合)。 CDがCD-ROM ドライブに挿入されたら、OK選択して、
そうするとインストールプログラムはシステムを調査して、 CD-ROMドライブを識別しようとします。 最初にIDE(ATAPIとも呼ばれる)CD-ROMドライブの検索が行われます。 見つかれば、インストールプロセスの次のステップに進みます(項2.10を参照)。
![]() | 注記 |
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この時点でインストールを取り消すには、 iSeries ユーザーの場合はNWSをオフにしてください。pSeries ユーザーの場合はコンピュータのリセットボタンを押すか、 |
以下は、pSeriesシステムのみの適用になります。
CD-ROMドライブが検出されず、それがSCSI CD-ROM なら、 インストールプログラムはSCSIドライバを選択するよう要求します。 使用するアダプタに最も近いドライバを選択します。 必要であれば、ドライバのオプションを指定することができます。 ただし、ほとんどのドライバはSCSIアダプタを自動的に検出します。
![]() | ヒント |
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CD-ROMドライブに関する オプションのパラメータの抜粋リストが、 Red Hat Enterprise Linux リファレンスガイドの付録一般的な パラメータとモジュールにあります。 |
IDE(ATAPI) CD-ROMを使用しているのにインストール プログラムがそのIDE(ATAPI) CD-ROMを検出できず、使用しているCD-ROMドライブのタイプを尋ねてくる場合は、次のブートコマンドを試してみてください。インストールを再スタートして、boot:プロンプトでlinux hdX=cdromと入力します。Xの部分には、ユニットが接続されているインターフェースの種類と、それがマスターとスレーブ(プライマリとセカンダリとも呼ばれる)のどちらに設定されているかによって、次の文字から1つ選択して入れ換えます。
a — 先頭のIDEコントローラ、マスター
b — 先頭のIDEコントローラ、スレーブ
c — 2番目のIDEコントローラ、マスター
d — 2番目のIDEコントローラ、スレーブ
3番目、4番目のコントローラがある場合は、 アルファベット文字を上記に続けて、コントローラの順番、 マスター、スレーブ の順序で割り当てます。