Red Hat Enterprise Linux リファレンスガイドへようこそ。
The Red Hat Enterprise Linux リファレンスガイドにはRed Hat Enterprise Linuxシステムに関する役に立つ情報が含まれています。構造など基本的な概念から、 システムセキュリティや認証制御などの細かい点に至るまで、本書を貴重な資料としてご活用ください。
本書はRed Hat Enterprise Linuxシステムの機能をもう少し詳しく知りたいときに役立ちます。 このマニュアルで調べることができる項目には次のようなものがあります。
起動プロセス
ファイルシステムの構造
X Window System
ネットワークサービス
セキュリティツール
このマニュアルは、説明を明確にし、 Red Hat Enterprise Linux 3の機能を最新のものに更新するために再構成されました。主な変更内容は次の通りです。
新しいFTPの章はFTPプロトコルについて説明し、デフォルトFTPサーバーvsftpdの設定オプションの一覧が 詳細に記載されています。
ネットワーク ファイル システム (NFS) は完全に改訂されており、明確性を目的に再構成されています。 TCPやアクセス制御リストサポートなどの新しい機能も追加されています。
モジュール付録は完全に見直しされました。ユーザーよって複数のネットワークインターフェイスカードをバインディング し、1つのインターフェイスのようにするためのbondingモジュールの説明が追加されました。
ネットワークインターフェイスの章は更新され、 IPSecとボンディング インターフェイスが追加されました。
Apache HTTP サーバーのバージョン 1.3からバージョン 2.0への移行の為のガイドは 更新されています。サーバーの更新オプションのリストは更に更新され、再構成 されました。 Gary Benson氏とJoe Orton氏 にはApache HTTP サーバーの移行ガイド更新に対して多大な貢献をして頂きました。
X Window Systemは完全に改訂されており、明確性を目的に 再構成されています。新しいフォントの設定法も追加されています。
ユーザーとグループの章は更新されました。
本ガイドを読む前に、インストールに関する問題についてはRed Hat Enterprise Linux インストールガイド、 基本的な管理概念に付いてはRed Hat Enterprise Linux システム管理入門ガイド、 全般的なカスタマイズに関してはRed Hat Enterprise Linux システム管理ガイド、 セキュリティに関してはRed Hat Enterprise Linux セキュリティガイドの 内容をそれぞれ理解しておく必要があります。 上級ユーザー向けのトピックや情報は Red Hat Enterprise Linux リファレンスガイドを参照ください。
HTML、PDF、RPM 各バージョンのガイドがRed Hat Enterprise LinuxドキュメントCD、及び オンラインのhttp://www.redhat.com/docs/にあります。
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このガイドはできる限り最新の情報を反映するようにしておりますが、 ドキュメントの完成までに間に合わなかった情報については Red Hat Enterprise Linux リリースノートをご覧ください。 リリースノートは、Red Hat Enterprise Linux CD #1 及びオンラインのhttp://www.redhat.com/docs/でご覧頂けます。 |