4.2. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース

Red Hat Enterprise Linuxのテキストモードインストールプログラムは、 グラフィカルユーザーインターフェースで通常見られる ほとんどのオンスクリーン「ウィジェット」を含むスクリーン ベースのインターフェースを使用します。 図4-1図4-2 はインストールプロセス中に表示される 画面を示します。

注意注記
 

テキストモードのインストールは明確には文書化されていませんが、 テキストモードのインストールプログラムはGUIインストールの説明に従うと、 簡単に必要となるすべての情報を取得することができます。

図 4-1. ブートローダー設定で表示されるインストールプログラムのウィジェット

図 4-2. Disk Druidで表示されるインストールプログラムのウィジェット

最も重要なウィジェットの一覧が 図4-1図4-2に示されています。

4.2.1. キーボードを使用しての操作

インストールダイアログでの操作は、簡単なキー操作の組合せで 実行できます。カーソルを動かすには、[左][右][上][下]の 矢印キーを使用します。[Tab]と、[Alt] -[Tab]を使用して、画面上のウィジェット間を前方向または 後方向に巡回できます。画面の下部には、ほとんどの場合、カーソル移動 キーの説明があります。

ボタンを「押す」操作は、カーソルをそのボタン上に移動して (例えば、[Tab]キーを使用して移動)、[Space ]キーまたは[Enter]キーを押します。項目リスト から1つ選ぶには、カーソルをその項目に移動して[Enter ]キーを押します。チェックボックスがついた項目を選択するには、 カーソルをその項目のチェックボックスに移動して[Space] キーを押すと選択できます。選択を解除するには、その項目の上で再度 [Space]を押します。

[F12]キーを押せば、現在の値をそのまま採用して、 次のダイアログへ進みます。これはOKボタンを 押すのと同じことです。

注意重要
 

インストールプロセス中、ダイアログボックス が入力待ち状態のとき以外は、キーに触れないようにしてください(触れる と予期しない結果を招くことがあります)。