Red Hat Enterprise Linux 3: インストールガイド for x86, Itanium™, AMD64, および Intel® Extended Memory 64 Technology (Intel® EM64T) | ||
---|---|---|
前のページ | 第 2章. 準備のためのステップ | 次のページ |
最近のオペレーティングシステム(OS)は、ほぼすべてが ディスクパーティションを 使用しています。Red Hat Enterprise Linuxも例外ではありません。Red Hat Enterprise Linuxを インストールするときに、ディスクパーティションに 関する作業をする必要があるかもしれません。以前にディスクパーティションに関する作業をしたことがない場合(または、基本概念を復習したい場合)は、先に進む前に付録Dを参照してください。
Red Hat Enterprise Linuxが使用する領域は、インストールされている他のOSが使用する領域と区別されていなければなりません。例えば、Windows、OS/2、別のバージョンのLinuxなど。x86、AMD64、Intel® Extended Memory 64 Technology (Intel® EM64T)のシステムには、少なくとも2つのパーティション(/とswap)を Red Hat Enterprise Linux専用に割り当てる必要があります。 Itanium システムには、少なくとも3つのパーティション(/、/boot/efi/、swap)をRed Hat Enterprise Linux専用に割り当てる必要があります。
インストールのプロセスを開始する前に、次の条件のいずれかが 満たされる必要があります。
コンピュータにRed Hat Enterprise Linuxをインストールするための パーティション設定がされていない[1] 十分なディスク領域がある。
削除してもよい1つ、または複数のパーティションがあるので、Red Hat Enterprise Linuxを インストールするのに十分なディスク領域を解放できる。
どのくらいの領域が実際には必要となるのか理解するために、 項4.17.4で説明している推奨パーティション設定 のサイズを参照してください。
これらの条件に合うかわからない場合、または Red Hat Enterprise Linuxインストールのための空き領域の作成方法を 知りたい場合は、付録Dを 参照してください。
[1] | パーティション設定が されていないディスク領域とは、インストールしようとしているハード ドライブの使用可能なディスク領域がまだデータ用に分割されていない ということです。ディスクをパーティションで区切ると、各パーティション は独立したディスクドライブのような働きをします。 |