4.27. ビデオカードの設定

インストールプログラムは、ここで選択できるビデオカードの一覧を表示します。

X Window Systemパッケージをインストールする場合は、ここで Xサーバを設定することができます。X Window Systemパッケージを インストールしない場合は、以下を飛ばして 項4.25へ進んでください。

一覧に使用しているビデオカードがない場合は、 (図4-26 を参照)、Xでサポートされていない可能性があります。 ただし、カードに関する技術的な知識をお持ちの場合は、 不明なビデオカードですを選択して、 自分のカードのビデオチップセットを利用可能なXサーバーの1つと適合させて 設定してみることもできます。

図 4-26. ビデオカードの設定

次に、ビデオカードに搭載されたビデオメモリの量を入力します。 不明な場合は、ビデオカードに付属の取り扱い説明書などを参照して ください。実際よりも多いメモリを選択してもビデオカードを破損する ことはありませんが、Xサーバが正しく機能しない可能性があります。

選択した値が不正確だと判断した場合は、元に戻す ボタンをクリックして元の推奨値に戻すことができます。

また、Xの設定をしない場合やインストールの後でXを設定する場合は Xの設定を行わないを選択します。

ティップヒント
 

インストールを完了した後で、Xの設定を 変更するには、X 設定ツールを使用 します。

シェルプロンプトでredhat-config-xfree86 と入力して、X 設定ツールを起動します。 root以外で操作している場合、続けるにはrootパスワードが要求されます。