グラフィックユーザーインターフェース(GUI)が目の見えるユーザーにとって便利である一方、 音声合成装置はグラフィックを翻訳処理することが難しいため、 視覚障害を持つ方にとってはこの GUI が不便になることがあります。 Red Hat Enterprise Linux は、そのカーネルが GUI を必要としないため、視覚に制限のあるユーザーにとって 理想的なオペレーティングシステムであると言えます。 電子メール、ニュース、Web ブラウザ、カレンダー、電卓、その他多くの最新ツールが グラフィック環境がなくても Linux で実行することができます。 また、稼動環境をカスタマイズしてユーザーのハードウェアやソフトウェアのニーズに合わせることも可能です。
Red Hat, Inc. は、すべての製品パッケージ購入に卓越したサポートが提供されるため、 特別なニーズを求める方々が選択するディストリビューションです。 多くの Linux ディストリビューションが顧客に対して限られたサポートや実存しないサポートしか 提供していません。Red Hat のインストールサポートは、電子メールあるいは電話による問い合わせが可能で、 身体的な制限のあるユーザーの方には特殊な状況を考慮し対応しています。 特殊なサポートを必要とされるお客様には、サポート技術者までお知らせください。
詳細については次を参照してください。
README-Accessibilityファイルでは、 特別なニーズを持つユーザー向けにいくつかツールの使い方の情報と説明を提供しています。 このファイルは/usr/share/doc/redhat-release-X /にあります。Xの部分には、 インストールしている製品のリリースナンバーを入れてください。