Red Hat Enterprise Linux 3: IBM®eServer™iSeries™及びIBM®eServer™pSeries™ アーキテクチャ用 インストールガイド | ||
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ハードドライブ インストールは、ext2、ext3、またはFATファイルシステム からのみ動作します。reiserfsなど、これら以外のファイル システムを使用している場合は、ハードドライブインストール は実施できません。 |
ハードドライブのインストールは、ISO (またはCD-ROM)イメージの使用を必要とします。ISOイメージは、CD-ROMディスクイメージとまったく同じコピーを含んだ ファイルです。Red Hat Enterprise Linuxはそのディストリビューションに数多く のパッケージを含んでいるため、使用できるISOイメージは 数種類あります。必要なISOイメージ(バイナリRed Hat Enterprise Linux CD-ROM)を ディレクトリに配置した後、ハードドライブから インストールするように選択します。そしてインストールを実行 するようにそのディレクトリのインストールプログラムを指定します。
インストールの前にISO イメージが完全な状態である ことを確認しておくことは、ハードドライブの インストール中に頻繁に発生する問題を回避するのに 役立ちます。インストール前にISOイメージを確認するには、 任意のmd5sumプログラム (多数のmd5sumプログラムが さまざまなOS用に用意されています)を使用します。任意の md5sumプログラムはISOイメージ と同じサーバー上で入手できるはずです。
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ISO イメージにはmd5sumが埋め込まれて います。ISO イメージのチェックサムの一貫性をテストするには、 インストールのブートプロンプトで以下をタイプします。
iSeries システムのユーザーは、 ブートオプションを追加するのを忘れないようしてください。 オプションは他のOS用にこのガイドに記載されています。 まず、iSeries ユーザーとしてOS/400システムにログインしてから、 パーティションのNWSD内にIPLパラメータを設定します。 |
加えて、インストールするディレクトリにRedHat/base/updates.imgと呼ばれるファイルが存在する場合、 それはインストールプログラムの更新に使用されます。 さまざまなRed Hat Enterprise Linuxのインストール方法、及びインストール プログラムの更新の適用方法についての詳細は anacondaRPMパッケージにある install-methods.txtファイルを参照 してください。
パーティションの選択画面は、 ディスクパーティションの1つからインストールする場合にのみ適用します (インストール 方法ダイアログで ハードドライブを選択した場合)。 このダイアログにより、Red Hat Enterprise Linuxをインストールする ディスクパーティションとディレクトリを指名できます。
Red Hat Enterprise Linux ISO イメージを含むパーティションのデバイス名を入力します。 また、イメージを含むディレクトリというラベルの フィールドもあります。
ISOイメージがそのパーティションの root ディレクトリ(最上階層)にあるなら、そのISOイメージへのパスを入力します(例、ISOイメージがあるパーティションが通常、 /home/としてマウントされ/home/new/ にそのイメージがある場合は、newと入力)。
ISO イメージがそのパーティションの rootディレクトリ (最上階層)にない場合は、ISO イメージのある場所の全パス名を入力します (例、ISO イメージが /test/new/ にあれば、 /test/new/と入力)。
ディスクパーティションを識別した後、ようこそ のダイアログが表示されます。