Red Hat Enterprise Linux 3: IBM®eServer™iSeries™及びIBM®eServer™pSeries™ アーキテクチャ用 インストールガイド | ||
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X の設定を完了するには、モニタの設定と X 設定のカスタマイズをする必要があります。
Xの設定を省略するには、項2.26へ進みます。
![]() | 注記 |
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X の設定は、iSeriesシステムのユーザー及びヘッドレスの(モニタがない)pSeriesシステムのユーザー に対しては適用しません。 |
インストールプログラムではモニタを選択する一覧を表示します。 この一覧から、自動的に検出されたモニタを使うか、他のモニタにするかを選択します。
使用しているモニタが一覧にない場合は、汎用 CRTまたは 汎用 LCDモデルの中から、最も適切と思われるものを選択します。 汎用 CRTまたは汎用 LCDモニタを選択すると、 インストール プログラムが水平と垂直の同期範囲を示してきます。 これらの値は、通常モニタに付属している説明書に記載されているか、あるいは、 モニタの販売元ないしは製造元から入手できます。モニタの説明書で、 これらの値が正しく設定されているかどうか確認してください。
![]() | 重要 |
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選択しているモニタが自分のモニタの能力 範囲内だと確信できる場合以外は、類似を自分の モニタに選択しないでください。能力以上の設定を選択するとモニタを オーバークロックさせ破損、破壊することがあります。 |
選択したモニタ用にインストールプログラムが提案する水平と垂直の 同期範囲はモニタ一覧の下にも表示されます。
モニタの選択、水平と垂直の同期範囲などが正しくないと判断した 場合は、元の値に戻すボタンをクリックして、 元の推奨値に戻すことができます。
モニタの設定が終了したら、次をクリック します。
Xの設定に合わせて適正な色数と解像度を選択します。
インストールの完了後、システムをグラフィカル環境でブートするか、テキスト環境でブートするか 選択することができます。特別な必要性がなければ、グラフィカル環境(Windowsの環境に似ている)でブートすることをおすすめします。テキスト環境でのブートを選択した場合、 コマンドプロンプト(DOS環境に似ている)が表示されます。
![]() | ヒント |
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インストールを完了した後で、 Xの設定を変更するには、X 設定ツール を使用します。 シェルプロンプトでredhat-config-xfree86 と入力して、X 設定ツールを起動します。root以外で操作している場合は、継続するのにrootパスワードを要求されます。 |