2.14. 自動パーティション設定

自動パーティション設定ではシステムからどのデータ(有る場合)を削除するかに関してある程度コントロールすることができます。オプションは以下の通りです。

図 2-12. 自動パーティション設定

マウスを使用して、Red Hat Enterprise Linuxをインストールするハードドライブを選択します。2台以上のハードドライブがある場合は、どのドライブにインストールをするか選択できます。この場合、選択しなかったハードドライブとその中のデータはインストールの 影響を受けません。

注意注記
 

システム上のデータはすべてバックアップをしておくとよいでしょう。例えば、アップグレードをするときやデュアルブートを作成する場合、ハードドライブに保存しておきたいデータはすべてバックアップしておくべきです。万一の場合、誤ってデータを 喪失してしまう恐れがあります。

注意重要
 

このテキストは iSeries システムのユーザーには適用されません。

RAID カードがある場合は、 ファームウェアの中には RAID カードからのブートをサポートしないものがあるので注意してください。 そういう場合には /bootパーティションを独立したハードドライブ上など、RAID アレーの外側のパーティションに作成する必要があります。内部のハードドライブは、疑わしいRAID カードで パーティションを作成するのに必要です。

ソフトウェアRAIDの設定にも/boot/パーティションが1つ 必要になります。

システムを自動的にパーティション設定するように選択している場合は、確認を選択し、/bootパーティションを手動で編集します。

自動パーティション設定で作成されたパーティションの確認と変更には、 確認 オプションを選択します。 確認を選択したら、をクリックして進むと、 Disk Druidで作成されたパーティションが表示されます。 その状態が希望に沿わなければ、パーティションに変更を加えることができます。

選択をした後はをクリックして進みます。