ネットワーク管理ツールのコマンドラインバージョンは、 システムのネットワーク設定をファイルに保存するために使用できます。 Red Hat Enterprise Linuxシステムにネットワーク設定を復元するのにこのファイルを使用できます。
この機能は自動化バックアップスクリプトの一部として使用することができ、 アップグレードや再インストールの前に設定を保存したり、 別のRed Hat Enterprise Linuxシステムに設定をコピーすることができます。
システムのネットワーク設定を/tmp/network-configファイルに保存、またはエクスポートするには、 次のコマンドをrootとして実行します。
redhat-config-network-cmd -e > /tmp/network-config |
先のコマンドから作成したファイルからネットワーク設定を復元、または インポートするには、rootとして次のコマンドを実行します。
redhat-config-network-cmd -i -c -f /tmp/network-config |
-iオプションはデータのインポートで、-cオプションはインポートの前に既存の設定を消去するという意味です。 -fオプションは、インポートするファイルが以下の通りであることを指定します。